ゴロスカ

狂人に相応しい終わりを迎えるまでの記録

覚悟していたつもりだった。想定以上にダメージが大きく引きずってる。いまだにこれが現実とは思えない。本当にほんの少ししか直接介護してないけど、爪を切って磨いたこと、リンパマッサージしてたこと、下の世話をしたこと、食事を作ったこと。その間に何気ない会話を交わしたこと。それら全てが嘘のよう。数週間前まで会話してた。今は遺骨。この現実を受け止められない。在宅介護の99%を瀕死の猫の世話と並行して弟がしてくれていた。プロの介護士さんや訪問看護師さんも驚くほど弟はタフな精神力の持ち主。最後の方は介護ベッドからすぐ側の簡易トイレに移るのも一人では出来なくなっていた。弟が買い物に行っている間、介助したけど休み休みやるのが精いっぱいだった。お尻を拭く、簡易トイレの掃除をする、それは別に辛くはなかった。それでもマスク二重だった。弟はマスク無しで平気でする。膿んでる箇所の塗り薬の張替もマスク無しで上手にする。俺は最初その箇所を見て吐きそうになった。最後まで慣れなかった。もっと母が食べたいものを作ってあげたかった。最期の在宅介護時、ふきが食べたいと言っていた。近所のスーパーでは旬を過ぎていて材料が入手できなかった。母は俺の料理を褒めてくれた。それは母に子供の頃から作ってもらっていたものばかりで、自然に自分もそういう料理を覚えるのが楽しかっただけで、味覚も含めてあなたのおかげなんです。弟の喪失感は計り知れない。弟のことが大好きな瀕死の飼い猫も遠からず天に召されるだろう。そうなった時どうしたらいいんだ。壊れないようにするしかない。